甲子園口の家

既存の室内空間は段差が多く、手を上げれば天井に届くほど天井高が低く圧迫感がありました。

これをどうにか解消するため詳細に設計し、古い配管類を全てやりかえ水廻りの間取りも位置自体を変更するなど、広い空間の確保に知恵を注ぎました。

床材、天井材にマホガニー、レッドシダー、天竜杉、マリナムパインなどを使用するとともにしっくい壁の自然材料の質感と合わせることで湿度調整機能を持たせ心地よい空間としました。

素足で歩く無垢材、絨毯の気持ちよさや、製作建具による室内の統一感、間接照明のライティング手法を取り入れ、断熱補強も施し、全面リフォームだからこそ可能となった例です。

PHOTO：スタジオレム平桂弥

ギャラリー

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